定時を待つだけだった私が、キャリアの選択肢を増やすまで

定時を待つだけだった私が、キャリアの選択肢を増やすまで

仕事にやりがいを見出せず、時計の針が5を指すのをただひたすら待つだけの日々。とはいえ、今の待遇にもそこそこ満足しているから、思い切って転職にも踏みきれない。そもそも、転職活動で誇れるスキルもない……。

まさに八方塞がり。2年前の私は、同じ場所でずっと足踏みをしているような毎日でした。

しかし、「足踏み」をやめなかったことが、私の「仕事への姿勢」そのものを大きく変えるきっかけとなったのです。

変わりたい。でも、怖い

仕事が楽しいと思えず、かといって転職する勇気もない。それでもこの状況からなんとかして抜け出したくて、ネット検索をしたり、趣味で続けていたブログにアフィリエイト広告をつけられないかと試行錯誤したり。自分なりに小さく試しては、悩む日々でした。

そんな中、SNSで女性向けキャリアスクール「SHElikes」の広告をよく見るようになりました。SHElikesは、50種類以上の職種・スキルが定額学び放題。ライティングのコースもあったので気になったものの、大きな自己投資をしたことがなく、最初はためらいました。

お金をかけて学んでも、何にもならなかったらどうしよう。
うまくいく人は才能なのではないか。
私はセンスがないから。

自分に言い訳をしましたが、心の奥底の本音は「もしうまくいかなかったら、『きちんと学んだのに、できなかった自分』を、自分に見せることになる。そんな姿を見たら、本当に絶望してしまうかもしれない」という恐怖心だったのです。

でも逆に、結果が出ていないのは「正しいライティング」を知らないからかもしれない。

たとえライティングがうまくいかなくても、デザインやマーケティングを試してみよう。まだ自分の「得意」を知らないだけかもしれない。

ライティングを続けたい。同時に、それ以外の世界も見てみたい。

一筋の希望をつかむような気持ちで、SHElikesの門をくぐりました。

「キャリア」の常識が変わった

SHElikesに入会後、ライティングを学ぶと同時に、デザインにも本腰を入れて取り組みました。マーケティングはコース動画を少し覗いてみたものの、数字を見るのが苦手だと感じたので学習は見送ることに。ライティングとデザインに集中する道を選びました。

このように、違う分野を同時に学べるのも、SHElikesならではの特徴です。コースを「のぞき見」し、あるときは深め、あるときは「このコースは後にしよう」と優先順位を決める。そのおかげで、自分の「好き」や「得意」が、どんどん分かるようになっていきました。

それから、SHElikesで取り組んだのは学習だけではありません。受講生が運営する公式コミュニティにも、積極的に参加しました。

運営メンバーとしてイベントを「つくる」側にまわった経験は、「キャリア」という言葉の意味を捉えなおすきっかけになったと感じています。

「キャリア」とはなんでしょうか。私はこれまで「本業の仕事」のことだと思っていました。SHElikesで学んだデザインやライティングを活かせても、本業とは関係ないから「キャリア」ではない。だから、クリエイティブ分野の仕事がしたい。ずっと、そう考えていました。

しかし、コミュニティに入るうちに、自分の中の「常識」が崩れていきました。たとえば、台本を受けてスライドを作成したり、イベント当日はファシリテーターをしたり。イベントのアイキャッチ画像を作ったときは、メンバーからフィードバックをもらって改善する機会もありました。

多くの人とひとつのものを作る中で「これって仕事では?」と、立ち止まる機会が増えました。「転職活動で、コミュニティでの経験を評価していただけた」という声も聞き、「仕事」と「趣味」の境界線があいまいになっていったのを覚えています。

お金をいただくことだけが、キャリアではない。自分が興味を持って取り組んでいることで、誰かに喜んでもらえることは、すべてキャリアになりえるのかもしれない。

この気づきが、私を自由にしてくれました。「私は今の仕事しかできない」と縛られる気持ちがなくなり、自信を取り戻したような感覚になりました。

そうしたら、人生に面白い変化が起きたのです。

ただ定時を待つだけだった仕事で、能動的に動くようになりました。

大学で働いている私は、デザインのスキルを活かして「学生にもっと伝わる資料を作れないか」と上司に提案。毎年同じ文章を使っていた掲示物も、ライティングコースでの学びを活かして書き直しました。

SHElikesでスキルを身につけ、コミュニティという「仕事に近い環境」で使ったことで、「自分で考えて、試して、形にできる」という実感が得られたからだと思います。仕事とは与えられるものだけではなく、自らが生み出すものだ、とも考えられるようになりました。

転職活動で使う職務経歴書も、自信を持って書けるようになりました。以前は「書ける成果もない」と思っていたのが、どのエピソードを優先するか迷うまでに。

仕事では「自身の手がけたもの」として誇れる結果を出せるようになり、クリエイティブスキルも伸びています。転職活動は続けているものの、以前のように「ここではないどこかへ」と焦る気持ちはなくなりました。

キャリアは、ひとつに決めなくていい

私がSHElikesに入会して身につけたものは、単なるスキルではありません。それは、自分の人生を自分で舵取りしている実感です。

今も入会前と同じ環境で働いていますが、心持ちは大きく異なります。ここがいい、と、自ら選んで今の職場にいるのです。

以前は、仕事が楽しくないと文句をこぼす日々でした。しかし今は、仕事そのものを変えなくても自分のキャリアの捉え方は変えられるのだと、SHElikesでの学びを通して実感しています。

もし今、「私にはこの仕事しかできない」と思っているなら、「キャリアは1つだけ」だと信じ込んでいるのかもしれません。

今の仕事を続けながら、気になることを学ぶ。学んだことを実際に試してみる。好きなことを誰かに届ける。そうしていくうちに、「今の仕事」とは別のキャリアの芽が出るのではないでしょうか。

ひとつのキャリアを選んで、それ以外を捨てる必要はありません。いくつかのキャリアを持ってもいいし、それらを組み合わせて、自分だけの働き方をつくってもいい。

SHElikesなら、気になる分野を学びながら、コミュニティで実践もできます。私はライティングやデザインを学び、先日はコミュニティイベントでファシリテーションにも挑戦しました。入会して2年経った今でも、「これもできる」と思えることがどんどん増えています。

「このままでいいのかな」と思ったとき、すぐに答えを出さなくても大丈夫。まずは、自分がちょっと気になることに、挑戦してみませんか。その一歩が、「好き」や「得意」を見つけ、選択肢を増やしてくれるはずです。

我慢しないキャリアとは、嫌なものを手放すことだけではありません。自分の可能性をひとつに決めつけず、いくつもの選択肢を育てていく道もあります。

あなたのキャリアも、ひとつに決めなくていいのです。

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 すてふぁにーさん)

SHElikesについて
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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。