気づけば、今年もあと100日を切ろうとしています。手帳をめくりながら、「今年、私は何をしてきたんだろう」とふと立ち止まる瞬間がありました。
大きな不満があるわけではない。それでも、「このままでいいのかな」と感じることがある。そんな気持ちを抱えていた私が、今年残り100日でやってみたいことがあります。
今回は、「何かを変えたいけれど、何から始めればいいかわからない」と感じていた私が、残り100日をどう過ごしたいのかを書いてみたいと思います。
「何かを身につけなきゃ」と思っていた
数ヶ月前の私は、「何かを変えたい」と思うたびに、「新しいスキルを身につけなければ」と考えていました。これまで、仕事に必要だと思ったことを学び、資格を取得してきました。けれど、「これから何をしたい?」と聞かれると、答えが見つからない。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得したときも、「これで何かできることが増えた」と嬉しくなりました。でも、時間が経つと、その資格を今後どう生かしたいのかまでは考えられていないことに気づきました。「資格を取る」という目標は立てられても、「その先でどんなふうに働きたいのか」は決まっていなかったのです。
そんな状態だった私は、「もっと何かを足さなければ」と焦っていました。知らないことを勉強して、できることを増やして、それから何かを考えようとしていました。
でも最近、少し考え方が変わりました。新しいものを増やす前に、今の自分がすでに持っているものを見直してみてもいいのではないかと思うようになりました。
仕事の中で自然と身についたこと。これまで学んできたこと。当たり前だと思っていた経験。一つずつ振り返ってみると、自分が思っていた以上に、積み重ねてきたものがあることに気づきました。
それらが、すぐに何かの答えになるわけではありません。ただ、「何もない」から始めるのではなく、「すでにあるもの」を知った上で進む。それだけでも、不思議と気持ちが軽くなったのです。
知らない世界を、少しだけのぞいてみる
もう一つ、最近意識していることがあります。それは、「知らない世界を知ること」です。
以前の私は、気になる仕事や働き方を見つけても、「そんな仕事もあるんだ」「この人はすごいな」で終わっていました。「自分には関係ない」と思って、そのまま流してしまうことがありました。
でも今は、ほんの少しだけ立ち止まるようになりました。気になる仕事をしている人の記事を読んでみる。誰かの発信を少し追いかけてみる。気になっていたテーマの本を開いてみる。ずっと気になっていたサービスを、実際に調べてみる。
それだけでも、「自分の世界」が少し広がる感覚があります。知らなかった選択肢を知ることで、「こんな働き方もあるんだ」「こんな仕事もあるんだ」と思えるようになりました。その積み重ねが、自分の可能性を広げることにつながるのかもしれないと思っています。
「気になる」を、そのままにしない
そして今、一番大切にしたいと思っているのが、「気になる」をそのままにしないことです。以前の私は、「本当に意味があるのかな」「続かなかったらどうしよう」と考えすぎて、結局、何も始められないことがよくありました。
でも、実際に動いてみると、やってみなければわからないことのほうが多い。そう思うようになったきっかけの一つが、女性向けキャリアスクールSHElikesとの出会いでした。
最初から、「これを仕事にする」と決めていたわけではありません。ただ、知らないことを学んでみたかった。そして、学んだことを実際に試してみたかった。
SHElikesでは、ライティングやマーケティング、デザインなど、複数のスキルを学ぶことができます。さらに、学んだことをアウトプットしたり、仕事に挑戦したりする機会もあります。私も、学んだことをきっかけに、文章を書くことに挑戦しました。
最初に文章を書いたときは、「これでいいのかな」と何度も読み返しました。文章を書くこと自体はできても、人に読んでもらうとなると、急に自信がなくなる。そんな自分に気づいたのも、そのときでした。
それでも、思い切って提出してみました。すると、「もっとこうしてみたい」「次は違う書き方を試してみたい」と、次にやってみたいことが見えてきたのです。
完璧な文章を書けたわけではありません。それでも、頭の中で考えているだけだった「やってみたい」が、初めて具体的な行動になりました。
もちろん、まだ大きな何かを成し遂げたわけではありません。それでも、「やってみてもいいんだ」と思えるようになったことは、私にとって大きな変化でした。
完璧になってから始めなくてもいい。やりながら考えてもいい。もし途中で違うと思ったら、やめてもいい。そう思えるようになってから、「やってみる」ことへのハードルが、少しずつ下がっていきました。
100日後の自分に、残したいもの
だから私は、今年残り100日で大きく変わろうとは思っていません。自分の中にあるものを見つめ直すこと。知らない世界を少しのぞいてみること。そして、「気になる」をそのままにしないこと。
100日後、劇的に変わっている必要はないと思っています。今より少し自分のことを知っていて、今より少し世界が広がっていて、「これをやってみたい」と思えることが一つ増えていたら、それだけで、この100日には意味があると思っています。
数ヶ月前の私が抱えていた「このままでいいのかな」という気持ちは、今も完全になくなったわけではありません。これからも、きっと迷うと思います。
でも今は、ほんの少し動いてみようと思える。その違いだけでも、私にとっては大きな変化です。
もし今、「このままでいいのかな」と感じている人がいたら、大きな挑戦をしなくてもいいのかもしれません。まずは、気になったことを調べてみる。誰かの話を聞いてみる。学んでみる。
その小さな一歩が、まだ知らない自分に出会うきっかけになるかもしれません。
今年残り100日。何者かになるためではなく、自分の可能性をもう少し知るために。私は、そんな時間を過ごしてみたいと思っています。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 kahoさん)
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