今年の残り100日を、”福袋”だと思ってみたら
手帳の1月のページには、いつも同じような言葉が並んでいました。「今年こそ、新しいことを始める」「発信を続ける」「自分の軸を持つ」。その文字を書いているときだけは、なぜだか少し誇らしい気持ちになれたのを覚えています。
けれど気づけば、夏の暑さもすっかり落ち着いてくる季節。SNSを開けば、同世代が複業を始めて働き方を変えていたり、新しいスキルで活躍したりしている投稿が流れてきて、心の奥がざわつく。「私は今年、何をやっただろう」。そんなふうに、毎年似たような焦りを抱えたまま、時間だけが過ぎていく。そんな自分に、正直うんざりしていました。
この記事では、そんな私が「残り100日」という数字と出会って気づいたこと、そして100日間でやると決めた3つのことをお話しします。
「今年もこのまま終わってしまいそう」「何か始めたいけれど、一歩が踏み出せない」そんなモヤモヤを抱えている方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
気づけば今年もあと100日。焦りより先にきたのは、ちょっとした安心感だった
先日ふと目にしたカレンダーで、「今年残り100日」という数字に出会いました。9月も下旬に差し掛かり、ちょうど衣替えを考え始めるこの時期。一瞬いつものように「もうそんなに経ったのか」と焦る気持ちが顔を出しかけました。
でも、今年はなぜか違いました。焦りよりも先に浮かんできたのは、「まだ100日もある」という、静かな安心感だったのです。
思えば私は、1年という単位を大きく捉えすぎていたのかもしれません。「今年こそ」という言葉には、365日分のプレッシャーが乗っかっていて、だからこそ最初の一歩がいつも重かった。けれど「100日」という区切りは、目の前に置いてちょうど手に取れるくらいのサイズ感でした。
100日は、短くない。むしろ”福袋”くらいの余白がある
100日と聞くと、人によっては「短い」と感じるかもしれません。でも私は、お正月の福袋のようなものだと捉えるようにしています。福袋は、中身がぎっしり詰まっていても、開けた瞬間にワクワクするもの。逆に、あれもこれもと欲張って詰め込みすぎると、結局どれも使いきれずに年を越してしまう。
大切なのは、限られた枠の中に「本当に欲しいもの」だけを選んで入れることなのだと思います。
実際、締切や期限があると人の行動が変わりやすくなる、というのはよく聞く話です。「今年中に」とぼんやり構えているときよりも、「あと100日で」と区切られたときのほうが、不思議と一歩を踏み出しやすくなる。単なる言葉の言い換えのようで、実は行動へのスイッチを入れる小さなきっかけになるのかもしれません。
私自身、これまで手帳に目標を書くだけで満足してしまっていたのは、目標が漠然としすぎていたからだと、今なら分かります。詰め込みすぎず、でも余白を持たせすぎず。ちょうどいいサイズの目標を選ぶことが、続けるための第一歩なのだと思います。
私が「残り100日」でやると決めた、3つのこと
福袋に何を入れるかを選ぶように、私も残り100日でやることを、あえて3つだけに絞りました。多く詰め込みすぎないことこそが、続けるためのコツだと気づいたからです。
①自分に向き合う時間をつくる
忙しい日々の中で、つい後回しにしてしまう「自分は本当は何を望んでいるのか」という問い。仕事終わりに何となくスマホを眺めて1日を終える代わりに、ジャーナリングのように、週に1度でも自分の気持ちを書き出す時間を意識的につくることにしました。
書き出してみると、モヤモヤの正体が「時間がない」ことではなく、「自分の気持ちを後回しにしていたこと」だったと気づかされます。
②これからの働き方・ビジョンを言葉にする
後述するキャリアスクール「SHElikes」で私が契約しているプランは12月に終了します。これを機に「これからどう働きたいか」を、ふんわりとしたイメージのままにせず、一度きちんと言葉にしてみようと思っています。「〇〇で複業をしたい」で止まっていた考えを、「いつまでに、何を、どんな形で」というところまで具体化する。それが、来年の自分への一番のプレゼントになる気がしています。
③自分なりの発信を続ける
続けるかどうか迷う時期こそ、あえて手を止めないことを選びました。上手でなくてもいい、反応が少ない日があってもいい。自分らしい言葉で発信を続けることを、100日間のテーマのひとつにしています。
私を支えてくれた、SHElikesでの学び
この3つのことに向き合ううえで、大きな支えになったのが「SHElikes」での経験でした。もともとは、複業に興味を持ったことがきっかけで入会したのですが、実際に学び始めてみると、ライティングをはじめとした50以上の職種スキルが学び放題という環境が、想像以上に自分の視野を広げてくれました。気になる分野を少しずつつまみ食いするように学べるので、「これも学んでみたい」という好奇心を、無理なく行動に変えられたのです。
移動時間にiPadで講座を視聴したり、机に向かえる日はじっくりノートにまとめたりと、自分のペースに合わせて学べたことも、続けられた理由のひとつでした。
何より心強かったのは、一人では続かなかったであろう発信を、コミュニティやコーチングのおかげで継続できたことです。同じように悩みながらも手を動かしている仲間の存在や、自分の言葉で目標を話せる場があったことで、「今年こそ」で終わらせずに済んだ実感があります。
誰かに見られている、応援してくれる人がいるという感覚は、一人で頑張るよりもずっと背中を押してくれました。プランの契約が12月に終わるとしても、ここで得た「自分に向き合う習慣」は、これからも続けていきたいと思っています。
年末には「Wish list」を。100日後の自分に、何を渡してあげたいですか?
100日ほど経った時、私は年末もしくは年始すぐに「Wish list」を作るつもりです。
欲しいものというより、これからの自分への願いごとのリストのようなものです。1年を振り返り、今年の自分にどんな言葉をかけてあげられるか。それを楽しみに、残りの日々を過ごしていこうと思います。
もしあなたも「今年もこのまま終わってしまうかも」という焦りを感じているなら、まずは福袋を選ぶように、残り100日でやりたいことを3つだけ選んでみませんか。案外、その小さな一歩が、来年の自分を大きく変えてくれるかもしれません。
************
本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 belleさん)
SHElikesについて
https://cutt.ly/cwv7g0aJ
自分らしいキャリアのヒントに出会えるメディア、SHEsharesはこちらhttps://shares.shelikes.jp/




