女性が“食いっぱぐれない”資格とは?〜仕事につながる資格とスキル〜

女性が“食いっぱぐれない”資格とは?〜仕事につながる資格とスキル〜
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ライター momoka
ライターを中心に活動中|HR業界営業→人事担当→ポータルサイト原稿制作を経てフリーランスに|最近はインタビュー・採用広報が中心。エッセイも書きたいです|SHElikesキャリアプランナー&ファシ, 広報 , 撮影
エディター Tomomaru
フリーランスWeb編集・コンテンツディレクター兼たまにライター。 略歴は、アパレル→事務職を経てWebデザインをスクールで学んだのち、SHElikesと出会いWeb制作会社でマーケOLしてみたり。結果、書くことが天職だと思い込み、副業ライター道を歩んでいる。次なる野望は絵描きになること。思い込むのは自由です。
  • この先も職に困らない資格とは?
  • ずっと今の働き方を続けるのは不安だし、何か資格を取ろうか検討中
  • 女性が“食いっぱぐれない”ためにはどうしたらいい?

資格を取得して転職や新しい仕事に繋げたい、スキルアップを目指したい、と考えている方も多いのではないかと思います。

女性の社会進出が進む一方で、結婚や出産などで働き方が左右されたり、キャリアにブランクが生じたりすることに不安を感じることもありますよね。

本記事では、女性におすすめの資格を紹介しつつ、“食いっぱぐれない”ためにはどうすればよいのかを紹介していきます。

女性におすすめの資格 ‐ “食いっぱぐれない”資格7選

女性におすすめの資格 ‐ “食いっぱぐれない”資格7選

まず、女性におすすめの資格にはどのようなものがあるか見ていきましょう。職に困らないスキルが身につくことを前提に、女性からの人気が高い職種に関連するおすすめの資格を7つ紹介します。

Webデザイナー

Webデザイナーとは、Webサイトのデザインをする人のことです。場所や時間に縛られない働き方がしやすく、おしゃれなイメージもあることから、女性に人気の仕事です。華やかな印象のWebデザイナーですが、実際はクライアントとの細かいやりとりや1px*単位での修正など、地道な作業も多いため、コツコツと仕事をこなしていける人に向いている職種と言えます。

*px(ピクセル):デジタル画像や画面などを構成する単位のこと

近年、企業の大半はホームページを持つようになっており、Webサイトの作成・運用の需要は今後も高まっていくと考えられます。Webデザイナーはインターネット社会の現代において、“食いっぱぐれない”職種と言えるでしょう。また、基本的にパソコンとインターネット環境さえあれば仕事ができることも、Webデザイナーの特徴です。在宅ワークなどの柔軟な働き方も可能なため、女性におすすめの仕事です。

Webデザイナーに必須の資格はありません。とはいえ、資格を取得すれば基礎的な知識やスキルを証明することができます。

ここでは、Webデザイナーにおすすめの資格をご紹介します。

<Webデザイナーにおすすめの資格>
ウェブデザイン技能検定
Webデザインに関する唯一の国家資格です。1級〜3級に分かれ、基礎的な知識やスキルが問われます。転職活動などでアピールするには2級以上の取得がおすすめです。2級以上には実務経験などの受検条件があり、いずれか一つ以上に該当していれば受検することが可能です。

※関連記事「Webデザイナー 資格 」リンク挿入

Webライター

Webライターは、ニュースサイトなどWeb上の記事の制作をする仕事です。Webデザイナーと同様、場所や時間に縛られない働き方ができることや、案件数が多いために未経験からでも挑戦しやすいことから、人気が高まっています。

Webライターは、日本語に対する正しい知識はもちろん、キーワード検索をした際に自分たちのコンテンツを上位に表示させるためのSEO(Search Engine Optimization)に関する知識、PREP法やSDS法といった文章構成の知識などを使って、多くの人の目に留まるような記事を書くスキルが必要です。

こちらも必須の資格はありませんが、持っていると有利になる資格があるのでご紹介します。

<Webライターにおすすめの資格>
Webライティング技能検定
合格すると「Webライティング実務士」という資格を取得することができ、日本クラウドソーシング検定協会と提携しているクラウドソーシングサービスから優遇措置を受けられます。副業やフリーランスとして、クラウドソーシングでのお仕事受注を目指している人におすすめの資格です。

エンジニア

エンジニアとは、あらゆるシステムの設計・構築・運用をする人全般を指します。最近ではエンジニアと言うと、ITに関わるシステム設計を行う「ITエンジニア」を指すことがほとんどです。

ITサービスの普及に伴い、エンジニアの需要は今後も拡大し続けると考えられます。将来性があるという意味で“食いっぱぐれない”職業だと言えるのではないでしょうか。

エンジニアに必要なプログラミング言語の知識や役立つ資格は、業種や領域によって異なります。今回は初心者におすすめ・人気の資格をご紹介します。

<エンジニアにおすすめの資格>
基本情報技術者試験(FE)
エンジニアを対象とした国家資格のうち、最初に取得することを推奨されている資格です。基本的な知識を幅広く問われ、これからエンジニアを目指したい人や、就活を控えた学生にも人気の資格です。

情報セキュリティマネジメント試験(SG)
情報セキュリティに特化した国家資格で、情報漏えいなどのリスクから組織を守るための基本的なスキルを問われます。多くの情報を取り扱うエンジニアにとって、信頼に繋がる資格とも言えるでしょう。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーとは、税金・保険・資産など、お金に関するトータルアドバイスを行う人のことです。マネープランの設計をしたり、資産運用のアドバイスをしたりする「お金の専門家」です。

老後の生活に不安を感じる人が増え、保険などの金融商品の種類も多様化していることから、お金についてプロに相談したいという人は年々増加傾向にあります。そのため、ファイナンシャルプランナーも今後需要が伸びることが予想される“食いっぱぐれない”仕事のひとつと考えられます。

ファイナンシャルプランナーの資格には、国家資格と民間資格の2種類があります。

<ファイナンシャルプランナーの資格>
FP技能士
FP技能検定に合格すると、国家資格である「FP技能士」を取得することができます。1級〜3級まであり、実務で通用するレベルを目指すのであれば2級以上の取得をおすすめします。資格に有効期限はなく、一度合格すれば更新は不要です。

AFPCFP
さらにスキルアップを目指したいのであれば、民間資格であるAFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャルプランナー)、CFP(サーティファイド・ファイナンシャルプランナー)の取得がおすすめです。AFPとCFPは、取得後も2年ごとに更新が必要です。

保育士

保育士は、子どもが好きな人や子育て経験がある女性に人気の仕事です。最近では、保育所に入りたくても入れない「待機児童」が社会問題となり、保育士の人材不足も続いています。保育士は現在もこれからもニーズが高く、また産休や育休といったブランクからも復帰しやすい、女性におすすめの仕事と言えます。

保育士資格を持っていると、保育所や児童福祉施設などで働くことができます。

<保育士に必要な資格>
保育士
保育士になるには保育士資格の取得が必要です。試験は筆記試験9科目と実技試験2分野が実施されます。例年、春と秋の年2回実施されるため、自分のペースに合わせて受験することが可能です。また、学歴や勤務経験によって受験資格が細かく決まっているため、気になる方はご自身の条件に沿って確認してみてください。

介護士

介護士は、介護に関わる業務や生活援助を行う仕事です。少子高齢化が進んだ日本で、介護業界の人手不足は深刻です。今後も介護士のニーズは高まり続けると考えられます。

資格がなくても介護士として働くことはできます。しかし、資格の有無で担当できる業務の範囲や給与は変わってくるので、介護士としてしっかりと働いていくのであれば資格取得をおすすめします。

<介護士におすすめの資格>
介護福祉士
介護福祉士は、介護分野で唯一の国家資格です。社会人であれば、介護施設で実務経験を積みながら資格の取得を目指すのがおすすめです。

社労士

社労士(社会保険労務士)は、労働や社会保険に関する法律の専門家です。社会保険の手続き、労働契約や就業規則の作成など、人事・労務管理に関わる仕事です。

社労士は、専門性が高いと言われる「8士業」のうちのひとつです。社労士にしかできない業務もあるため、プロフェッショナルとして社会で広く必要とされている職業だと言えるでしょう。企業の人事部や社労士事務所で働く人もいれば、独立してフリーランスとして働く人もいます。さまざまな働き方ができるという面でも、女性におすすめの仕事です。

<社労士に必要な資格>
社会保険労務士
社労士として働くには、国家資格である社会保険労務士資格の取得が必要です。社労士資格に有効期限や更新はないため、一度取得すれば長く生かすことができます。

自分に合った資格を見つけるには

自分に合った資格を見つけるには

女性に人気が高いおすすめの資格はいろいろありますが、その中で自分に合った資格を見つけるにはどうすればよいのでしょうか?それを考えるにあたって、大切になるポイントを押さえていきたいと思います。

  • 体力面で負担が大きすぎない働き方ができる
    男性と比べてどうしても体力・体格の面で劣る女性にとって、力作業が多い働き方は長く続けることが難しいかもしれません。体力面以外のスキルを生かす資格の方が、女性にとってはメリットがありそうです。
  • ライフイベントに左右されず働き続けることができる
    女性にとって、妊娠や出産などのライフイベントと両立がしやすい仕事かどうかも大事なポイントです。時短勤務や在宅ワークなど、家庭の状況に対応できる働き方ができ、またブランクがあっても復帰しやすい資格があると心強いですよね。
  • やりがいを感じられる
    上記2つのポイントをクリアしても、やりがいを感じられる仕事でないと長く働き続けることは難しいのではないのでしょうか。 また、職に困らないような人材であり続けるためには、資格取得やスキルアップのために継続的に勉強する姿勢も大事になってきます。その点においても、やりがいを感じられる仕事の方がモチベーションが保てますよね。 仕事においてやりがいを感じるポイントは、「好きなことを仕事にする」「頑張りが評価される」「社会的意義を感じられる」など人それぞれです。どんなことにやりがいを感じるのか分からない人は、自分の好きなことや得意なこと、これまでに嬉しかった出来事を整理してみるとよいかもしれません。

資格はスキルの証明になる?

せっかく資格を取得したのなら、転職や今後の仕事に生かしていきたいですよね。履歴書に書いたり面接で話したりして、スキルアップに励んでいることをアピールしていきましょう。

ただ、資格があるからといって必ずしも転職や仕事に有利になるとは限りません。最近では、将来的なポテンシャル(潜在能力)を重視する「ポテンシャル採用」も増えており、資格の数よりも、身につけたスキルや勉強の過程がアピール材料になることもあります。自ら学んでスキルを身につけてきたことが、入社後も「自走力」を持って取り組める人だというイメージに繋がりやすくなるかもしれません。先ほど紹介した職種も、半数は資格が必須ではないものでした。

“食いっぱぐれない”ためには、資格取得をゴールにするのではなく、仕事として実践できるスキルを身につけていくことが大切です。資格はあくまでスキルを提示するための材料だと考えるとよいかもしれません。

SHElikesでは、WebデザイナーやWebライターをはじめとした33の職種スキルから、好きなものを選んで身につけることができます。コースの受講だけでなく、コーチングや初心者向けのお仕事チャレンジの機会*など、身につけたスキルを生かして仕事に繋げるサポートも受けられます。

*全員がお仕事案件を受けられるわけではありません。

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まとめ‐スキルや資格があればキャリアチェンジに有利

実践的なスキルを身につけると、転職で有利になったり、フリーランスや副業といった働き方の幅が広がったりと、人生の選択肢が広がります。

「キャリアとライフイベント、どちらを優先すべきか」「何かを諦めないといけないのではないか」と悩む方も多いかもしれません。

そんな時はスキルを身につけて、常識や固定観念にとらわれず、自分で人生の舵を取ってみませんか?

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。