2017年の創業から、数万人ものミレニアル女性のキャリアを支えてきたSHElikes。2020年6月27日、待望のSHElikes Nagoyaがオープンしました。

新拠点のオープンを記念して、SHElikesでは6月27日・28日にスペシャルオンラインイベントを開催。2日目は、モテクリエイターのゆうこすさんと、株式会社ラブグラフCCOの村田あつみ(あんみつ)さんをお迎えしてトークセッションを行いました。
「”好きを仕事に”を叶えるためのファーストステップ」をテーマにしたお二人の熱いセッションには、約100人のゲストが参加。イベント最後の質問タイムも大盛況となりました。
この記事では、イベントに参加できなかった人、SHElikes Nagoyaに興味がある人に向けて、イベントの様子を一部抜粋してお届けします。
目次
1.「好き」が見つからないときはどうしたらいい?
2.「好き」を仕事にするにはどうしたらいい?
3.自分の選択に勇気をもてないあなたへ
登壇者一覧
▼ファシリテーター

▼あんみつさん

▼ゆうこすさん

1.「好き」が見つからないときはどうしたらいい?
おふたりとも現在は、「好き」を仕事にしてご活躍されていますよね。そこで気になるのが、そもそも「好きなことってどうやって見つけるの?」という点。ゆうこすさん、好きなことが見つからないときはどうしたらいいと思いますか?

大学生や社会人歴数年の若い子たちと話していると、「好きなことが見つからない」という悩みはたしかにすごく多いんですよね。「好きなことが1個もないのかな?」と思って話を深掘りしてみると、そういう子の多くが「好きなことは一生続けなきゃいけない」と思っている。
「好きなこと」って言われると大それた話のように聞こえてしまうし、周りに「継続を求められてる」気もしてきちゃいますよね。
もちろん真剣に考えるのはすごく大事なんだけど、一度始めたら何十年も続けないといけないわけじゃないんですよね。
だから、ちょっとでもいいなと思ったら、まずやってみたらいい。
大事なのは、いろんなところに行って、見て、何かを感じたら、自分なりの感想を持っておくクセをつけること。実際に体験して抱いた感情をきちんと言葉にして持っておけば、いつか「わたし、これが好きなんだよね!」につながるんじゃないかな。
わたしはそれを「好きな食べ物探し」って呼んでいて(笑)。たとえばカレーしか食べたことがなかったら、カレーが好きじゃなかった場合「自分は何が好きなんだろう?」ってなってしまうよね。でもシチューもハンバーグもお寿司も知っていたら、その中で何が好きかって気づくはずだから、まずはいろいろ食べてみようよ!と。
わたしも突然デザイナーになったわけではなくて、これまでにいろんなことにチャレンジしてきたんですよね。正直、上手くいかなかったことのほうがはるかに多くて、良さそうなのがデザイナーだったという感じで。だから、「まずは食べてみたら?」と思いますね。
なるほど。そういう意味では、デザイン、マーケティング、広報……と幅広く学べるSHElikesは、「好きなモノ探しのヒント」にもなるかもしれないですね。
2.「好き」を仕事にするにはどうしたらいい?
実際に好きなことが見つかっても、それを仕事にするのはちょっと大変そう……と壁を感じている人も多そうです。好きなことを仕事にするためには、どうしたらいいのでしょうか?

ポイントは「一つでも役に立つことを!」ですね。たとえばカレーが好きだなって思っても、「おいしかった」「好き!」だけで仕事にするのは難しいですよね。そこに「どうやったら人の役に立つだろう」という視点を加えてみてほしいんです。たとえば、お店の場所や割引の情報を発信してみる。きれいな写真を載せてみる。
「好き」っていう自分だけの話だったものが、「どうすれば相手のためになるか」を考え始めただけで仕事になるんです。
ラブグラフも同じで、「写真を撮りたい」だけではひとりよがりです。けれど、お客様がどんなものを撮ってほしいと思っているかを考えてそれに応えることで、初めて両者のニーズが一致して仕事になるんですよね。
たしかに、「好きを仕事にしたい」は自分が主語ですよね。どうすれば相手が喜んでくれるのか、お金を払いたいと思ってくれるのかに視点を変える。そこで初めて仕事になるということですよね。ゆうこすさんは、どうすれば好きを仕事にできると思いますか?
前例があるものにチャレンジするときは「自分の強みを意識すること」、前例がないものにチャレンジするときは「チーム作り」が重要だと思っています。
たとえばわたしがYouTubeを始めたとき、すでにメイク動画を発信する人はいたんですよね。だから、ここで勝ち上がっていくためには自分にしかないものを意識するしかないなと。それで生まれたのが、「モテること」だけにフォーカスしたモテチャンネルでした。
前例のないことをするのであれば、チーム作りを頑張るべきだと思っています。今のわたしのお仕事「モテクリエイター」って、前例ゼロなんですよね。自分一人でやっていくのには限度があると思ったから、チームを作りました。
チームは、支え合う存在としても、心理的な部分をシェアできる存在としても大きいですよね。
そうですね。チームを強くするために大事にしているのは、まずはメンバーをコアなファンにすること。コアな人が3人いれば、気づいたときにはファンは3,000人になっているはず(笑)。だからまずはチームを作ることが、仕事にするための一歩なんじゃないかなと思っています。
3.自分の選択に勇気をもてないあなたへ
では最後に、自分の選択に勇気を持てない人へのメッセージをいただければと思います。

間違った選択をしまくった方が勝ち!間違っていたとしても、とにかくたくさんの経験をしている人が強い、と私は思っています。失敗は怖いし、そのことを考えると勇気が出ないかもしれない。だけど、私自身も10代後半から失敗しまくっているからこそ今いろんな視点を持てています。「失敗してもええんやで」って思ってくれればな、と思います。

わたしからのメッセージは、「90歳から戻ってきたつもりで生きよう」。
やりたいことをやらなかったら、90歳になったときに「やったらよかったな」ってきっと思うと思うんですよ。失敗が怖い気持ちもわかるけれど、他人の失敗なんて誰も覚えていません。だから、たくさん失敗しながら、やりたいことを全部やり切る。そんな気持ちでいてくれたらいいなと思いますね。

▲当日は、集合写真に写っている皆さんのほか、多くのゲストが聞きにきてくれました!
編集後記
トークセッションの中で、さまざまな熱いメッセージを投げかけてくれたおふたり。共通して伝わってきたのは、「自ら経験し、選択することの大切さ」でした。
新しいことにチャレンジするとき人は誰しも恐怖を覚えます。それは、輝かしい活躍をしているゆうこすさんやあんみつさんも同じ。そこで勇気をもって一歩を踏み出せるかが、わたしたちの未来を大きく変えていくのです。
SHEには、お互いの新たなチャレンジを応援し、励まし合う仲間たちがいます。そして、自分では思ってもみなかったような「好き」や「得意」を見つけられる環境があります。
「勇気が出ない。でも……」
そう感じているなら、ぜひ一度SHEの体験レッスンにいらしてください。あなたの中にある「でも、やってみたい」の気持ちを、わたしたちは全力でサポートします。